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colums会長のコラム

会長のコラム 286

先月6月は、何が如何してか不思議な月で、新国立劇場、神奈川フィル、共に公演が無く、寂しい月でした。
変わって、7月は、新国立劇場の公演、神奈川フィルの2公演と些か疲れるスケジュール。梅雨時の天候不順な季節です。普段ご無沙汰気味の自宅オーディオ・ルームにて、音楽三昧を楽しむ時間が豊富、ここぞとばかりに気合が入る。
私事ですが、音楽マニアを自称するものの、技術屋性分が先に出て来るから始末が悪い。ソプラノの声、少し変だぞ! 普段から自宅のシステムよりも会社で音を聴く機会が多いので、それと比較してしまう。会社のシステムと音質が違うぞ! 等の疑問が出て来る。使用設備が違うから当たり前なのに、その追及に及んでしまい、時間の貧乏症が出てくる。会社のSPシステムはB&W社のスタジオモニターで、違って当たり前なのです。
自宅のものは、手間暇かけて費用の掛かり具合も数倍多いチャンネル・アンプシステムで、頭の中は自宅システムが良いと誇示している。
アンプも同じものを数台多く使い、チャンネル・デバイダー等の余計な機器も使用している。
ある時、素晴らしい音楽で定評のあるアナログ・レコードを何気なく聴き及び、全曲聴き終わって一息ついて、何か落ち着かない気分が沸いてくる。会社で聴く音楽の方が優れている事に気が付くのです。それ以後は、何が何でもチャンネル方式が良いと言う前提をキャンセルし、嗜好に中立を試み、この現象は何故かを考える様にして「チャンネル・アンプ方式が絶対」に疑問符をつけて新たに考えてみる。全帯域に渡って位相が整然と整って居ないのでは?との疑問が沸いてくる。この点を深堀して、再構築を試みる事にした。その過程、結果はまとまり次第と言うことで、お楽しみに。

今月のコンサート・ライフ
今月のコンサートスケジュールは、月の初めに新国立劇場のオペラ、エレクトラ/リヒアルト・シユトラウス。そして神奈川フィル定期演奏会が、みなとみらいシリーズと音楽堂シリーズの2演目の公演でした。
先ずは、新国立劇場のオペラ エレクトラ/リヒアルト・シュトラウス、7月2日のマチネ公演です。
このオペラは、問題作と言われるサロメに続く作品ですが、サロメの単純なストーリーに比べて心理的にも複雑なストーリーと感じ、理解に苦しむストーリーでありました。その点を
事前に勉強した積もりでしたが、字幕を追うのが忙しく、事前に理解したストーリーと劇の進行に伴うタイミングが合わない。兎に角、絡んだストーリーを理解出来ないままに音楽進行を追うので、私には何やら理解の外にある世界の様でした。このオペラは2度と観劇したくない、リヒアルト・シュトラウスのオペラは観たくない思いに至るのです。我ながら情けない思いに至るオペラ観劇でした。

7月11日(土)  神奈川フィル定期演奏会みなとみらいシリーズで、横浜みなとみらい大ホールに行ってきました。
指揮:音楽監督の沼尻竜典
コンマス:松浦奈々
ブルックナー/交響曲第7番(ノバーク版)
作曲家のブルックナーは音楽家として、オルガニスト兼音楽教師であった。その後作曲家
となり交響曲1番を作曲したのが43歳といわれており、気の変わりの激しい人、交響曲の作曲家になってからも前作に筆を入れたりと、気の多い人であったようだ。
当日に演奏された交響曲7番第4楽章の主題は、第1楽章の主題の変奏と言われており、私の様な音楽素人には、後半になると益々凄い曲に聞こえてくるので、この作曲家の仕掛けに酔ってしまう。
加えて、当日の音楽監督、沼尻竜典による指揮の神奈川フィルの演奏が、これもまた流石でありまして、演奏終了時には、すっかり疲れてしまいました。

89歳誕生日撮影

鈴木信行 :すずき のぶゆき

昭和45年勤務先のアイワ株式会社をスピンアウトして独立。

磁気記録に関る計測機器の製造販売の事業を開始し、その後カーエレクトロニクスの受託設計の事業を始める。

何れの事業も順調に発展したが、会長の永年の思いであった、ハイエンドオーディオの自社ブランドを立ち上げ、現在はカーエレクトロニクスの事業を主とし、協同電子エンジニアリング(株)として運営している。

現在、協同電子エンジニアリング(株)の取締役会長として、趣味のオーディオを健全に発展させたいと真摯に研究し、開発に勤めている。

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