会長のコラム 285
「音楽有ってのオーディオ機器」ここへの技術を追い求める「フェーズメーション」ブランド、これ、当社の社是であります。従って、日本国内に限らず、全ての地域に於ける音楽愛好家を対象に、機器の開発、製作に励んで居ります。
結果として、当社の販売先エリアは、日本国内以上に、海外への売上が先行しており、日本の音楽文化の遅れを感じさせられる結果を痛感します。しかも、その傾向は、現状に至るも同じで、国内への進化は遅れています。
しかし、最近のコンサートに訪れる客の状況は、マチネ公演に客が集まると言います。一方、夜の公演では正装での観客が多くなっていて、敷居の高さを気にする観客の傾向がみられるとのこと。日本の音楽愛好家も、海外の状況を理解する層が増えて、劇場公演に敬意を示す観客が増える一方、逆に敷居が高くなり、夜公演を避ける傾向が出て来ているのではないか、コンサート会場への客層がヨーロッパ並みに昇華してくる現象ではないか、等と個人的に感じており、何やら益々の音楽文化の昇華へと続く気がしてならない。劇場関係者もその傾向があると話しているから、日本の音楽文化も西洋並み? に昇華しつつある現象は大歓迎、関わる事業に頑張る価値有り、と言うもの。
要は、音楽の公演に対する敬意の欠如、寝間着でレコードを聴く方が好きだ、と言う方は多いです。しかし、音楽を聴く文化の違いの為か、音楽に対する敬虔さの違いなのか、兎に角海外での音楽に対する感覚は、日常の生活に溶け込んだ環境からも理解出来る。この文化の違いは一朝一夕の現象では無い、古来文化の違い、こんな思いがするのです。
さて、今月の音楽ライフですが、新国立劇場公演、みなとみらい公演、音楽堂公演、私の常日頃の公演すべてが、6月に限りコンサートが有りません。これ偶然なのか、雨季を嫌っての主催側の事情なのか、偶々の現象なのか。
と言う事で今月の音楽ライフは休みます。