Phasemation フェーズメーション

colums会長のコラム

会長のコラム 002

今般、無線と実験誌10月号のMJ ZOOMUP欄 にフェーズテックの フォノピックアップカートリッジ MODEL P-1 が記事として掲載されました。

評論家柴崎功先生の批評は「興奮した」との表現を使われ絶賛しておられます。是非お目通し頂きたいものです。

本品の視聴は、新宿ダイナミックオーディオ宮越店、文京区白山のマイクロファラッド、 八王子の日下部電気、関西地区の方は大阪府吹田市の(有)ヒノ.エンタープライズ等にて可能です。 詳細は当社へお問い合わせ下さい。

フェーズテック視聴室には米国アルテック社の旧型 A-5 システムを設置している事は前回ご案内させて頂いておりますが、このシステムの純正品ではウーファーとツイターをネットワークでセパレートしています。これをフェーズテック視聴室では、このネットワークを外して JVC の業務用デジタルチャンネルデバイダーを使用していますが、これが実に素晴らしい結果をもたらしています。

一般的なネットワークには、パッシブフィルターが使用されています。アルテック社の純正品に使用されているフィルター素子には磁性コアーを用いたコイルやフィルムコンデンサーが使用されており、これらの素子は限りなく厳選されているとは言うものの、非線形特性を持っていますのでどうしても音に色が付きます。

始めは、その色具合がスピーカーや箱の欠点を補って全体としての音作りが成されているとの思いが強かったのですが、アルテック社のユニットは実に素晴らしいもので、ネットワークがその特徴を覆い隠していたと言う事が解りました。スピーカーユニットにベールが何重にも覆っていたような感じがします。

やはり、ネットワークは問題が多いとも思いますが、チャンネルデバイダーも従来の CR型 に問題が有った事を浮き彫りにしています。本システムに付いて、皆さんにあれもこれもとお話する事が多いのですが、一つだけデジタル機器の使用で注意する事をお話しておきますと入力レベルを最適に合わせた後は、フィルター入力のレベルをいじらないと言う事です。従って、フェードインアウトの操作にはそれなりに工夫が必要です。

ついでにお話しますが、業務用機器は平衡入出力です。これを無理に(?)アンバラで使用するよりも平衡で使用する事をお勧めします。悪くすると期待はずれの結果になる場合があります。数多くの失敗例を見ていますのでご注意を。

鈴木信行 :すずき のぶゆき

昭和45年勤務先のアイワ株式会社をスピンアウトして独立。

磁気記録に関る計測機器の製造販売の事業を開始し、その後カーエレクトロニクスの受託設計の事業を始める。

何れの事業も順調に発展したが、会長の永年の思いであった、ハイエンドオーディオの自社ブランドを立ち上げ、現在はカーエレクトロニクスの事業を主とし、協同電子エンジニアリング(株)として運営している。

現在、協同電子エンジニアリング(株)の取締役会長として、趣味のオーディオを健全に発展させたいと真摯に研究し、開発に勤めている。

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