Phasemation フェーズメーション

Phasemationフェーズメーション ヒストリー

最終更新日 2022年3月8日

掲載されている価格は発売時の価格です。

1970(S45)

3月
  • 有限会社協同電子システム設立。電子計測機器のOEM生産および受託生産を始める。同時に、カーエレクトロニクスの設計開発業務を受託する。

1974(S49)

8月
  • 協同電子システム株式会社に改組。磁気ヘッド試験機を自社ブランドとして販売開始。

1990年代

  • 世界的オーディオブランドK社、武蔵野音響社へMC昇圧トランスのOEM生産を始める。
  • V社へ業務用D/A、A/Dコンバーター等のOEM生産を始める。

1998(H10)

 
  • C社へD/Aコンバーター等のOEM生産を始める。

2002(H14)

4月
  • ハイエンドオーディオブランド「フェーズテック(Phase Tech)」をスタート。
  • フェーズテック製品第一号「P-1」MC型フォノカートリッジ発売(¥150,000)。ステンレスボディ、紫檀カバーを採用。
10月
  • フェーズテック「T-1」MC昇圧トランス発売(¥200,000)。

2003(H15)

12月
  • フェーズテック「CT-1」トップローディング方式CDトランスポート発売(¥1,500,000)。23mm厚のアルミブロックより精密研磨されたアルミ天板(8kg)をシャーシとし、ドライブメカニズム(日本ビクター製EXU901A)や主要基板を吊り下げる独自のマウント構造を採用。
  • フェーズテック「EA-1」真空管式フォノイコライザー発売(¥700,000)。MM/MC対応型。昇圧トランスT-1を内蔵。使用真空管:12AX7A×2、12AT7A×2、12AU7A×2、6X4×2。
  • 昇圧トランスレスモデルのMM入力専用型フォノイコライザー「EA-1s」も同時発売(¥550,000)。

2004(H16)

8月
  • 計測事業売却に伴い、協同電子システム社から自動車機器事業部門を分社し、協同電子エンジニアリングとして再スタートする。

2005(H17)

9月
  • フェーズテック「P-3」MC型フォノカートリッジ発売(¥85,000)。
    ジュラルミン製ボディ+DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)高硬度コーティング処理。
  • フェーズテック「T-3」昇圧トランス発売(¥35,000)。
  • フェーズテック「CS-1」ヘッドシェル発売(¥16,000)。
    ジュラルミン削り出し+DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)高硬度コーティング処理。

2006(H18)

6月
  • フェーズテック「EA-3」半導体式フォノイコライザー発売(¥185,000)。MM/MC対応型。
12月
  • フェーズテック「CA-1」真空管式プリアンプ発売(¥2,000,000)。電力損失のない特許取得技術の音量調整機構採用。使用真空管:12AX7A×2、6X4×2。

2007(H19)

9月
  • フェーズテック「EA-1II」真空管式フォノイコライザー発売(¥750,000)。MC入力専用型。漏洩磁束の低減と低振動化が図られた電源トランス搭載。使用真空管:12AX7A×4、12AU7A×2、6X4×2。
  • 昇圧トランスレスモデルのMM入力専用型「EA-1IIs」(¥600,000)も同時発売。
11月
  • フェーズテック「CA-3」半導体式プリアンプ発売(¥380,000)。電力損失のない特許取得技術の音量調整機構採用。
12月
  • フェーズテック「P-3G」MC型フォノカートリッジ発売(¥115,000)。「P-3」の改良型。マグネットをネオジウムからサマリウムコバルトに、ポールピースを純鉄からパーメンジュールに変更。

2008(H20)

12月
  • フェーズテック「CA-3P」半導体式プリアンプ発売(¥430,000)。CR型フォノイコライザー搭載(MM/MC対応型)。電力損失のない独自の音量調整機構採用。
  • フェーズテック「P-1G」MC型フォノカートリッジ発売(¥286,000)。「P-1」の改良型。磁気回路のヨーク形状を設計し直し、磁場の均一性を向上。ベース材はステンレス材からチタン削り出し製となり、さらにDLC(ダイアモンド・ライク・カーボン)高硬度コーティング処理を施す。ボディ材は紫檀から黒檀に変更。
  • フェーズテック「EA-5」半導体式フォノイコライザー発売(¥66,600)。MM/MC対応型。

2009(H21)

12月
  • フェーズテック「CM-1」(¥950,000)、「CM-1s」(¥850,000)パッシヴアッテネーター発売。トランスと精密抵抗を組み合せた特許取得技術の音量調整機構搭載。
  • フェーズテック「CA-3II」半導体式プリアンプ発売(¥550,000)。前作の「CA-3」では1基だったアナログ回路用電源トランスを、左右チャンネルおよび正負電源用の4基とした4電源トランス方式を採用(制御系を含めると計5基)。電力損失のない特許取得技術の音量調整機構採用。
  • 「PS-EA5」EA-5専用AC電源発売(¥38,000)。

2010(H22)

2月
  • フェーズテックデジタル「HD-7A」D/Aコンバーター発売(¥260,000)。USB入力対応。
  • フェーズテックデジタル「HD-7Rb」クロックジェネレーター発売(¥680,000)。
12月
  • フェーズテック「EA-3II」半導体式フォノイコライザー発売(¥195,000)。MM/MC対応型。電源回路基板を新設計し、新たに計80,000μFの電解コンデンサーを採用して低インピーダンス化を図る。銅メッキ鋼板シャーシベースを1.2mmから1.6mmに、トップカバーを鋼材からアルミ材に、フロントパネルを6mmから10mmに変更し、高剛性化を徹底。
  • フェーズテック「CM-3」パッシヴアッテネーター発売(¥280,000)。トランスと精密抵抗を組み合せた特許取得技術の音量調整機構搭載。
  • フェーズメーション「MA-1」真空管式モノーラルパワーアンプ発売(¥5,000,000・ペア)。出力35W(16Ω、8Ω、4Ω)。使用真空管:6SN7×1、300B×1、845×1、5R4×2。出力管845のドライバー管として1988年製WE300Bを採用し、トランス結合にて845をドライブ。ドライバー段と出力段には、それぞれ専用の電源トランスとチョークコイルを経て電源を供給する独立2電源方式を採用。真空管のヒーターはすべてレギュレーターICを用いたDC点火方式。
  • ブランド名を「フェーズテック」から「フェーズメーション」に高級機より順次変更と発表。

2011(H23)

3月
  • EPA-007」ヘッドフォンアンプ発売(¥126,000)。
4月
  • CM-1000」パッシヴアッテネーター発売(¥850,000)。「CM-1」の改良モデルで、オートトランスのコアサイズ、積層コアの厚みなどを再設計。
6月
  • HD-7A192」D/Aコンバーター発売(¥330,000)。HD-7Aの電源を強化しUSBからの192kHz/24bit入力に対応。
  • HD-7D192」D/Dコンバーター発売(¥238,000)。USBからの192kHz/24bit入力に対応。
11月
  • CS-1000」ヘッドシェル発売(¥16,000)。CS-1からの軽量化と高音質化を図る。
  • 受注生産モデルSignatureSeries「PT-91」モノラルパワーアンプ発売(¥620,000)。
  • 受注生産モデルSignatureSeries「PT-300S」モノラルパワーアンプ発売(¥600,000)。
  • 受注生産モデルSignatureSeries「PT-23A」ステレオパワーアンプ発売(¥300,000)。
12月
  • PP-1000」MC型フォノカートリッジ発売(¥320,000)。「P-1G」のマイナーチェンジ機。サマリウムコバルトマグネットとパーメンジュールで構成された磁気回路のフロントヨーク形状を再設計し、磁場の均一性を向上。ステンレス製ベース/ジュラルミン製ハウジングを採用。

2012(H24)

10月
  • PP-Mono」MC型モノラルフォノカートリッジ発売(¥180,000)。待望のモノラルモデル。
  • PP-300」MC型フォノカートリッジ発売(¥125,000)。PP-1000のノウハウを投入した新たなベーシックモデル。
12月
  • EA-1000」真空管式モノーラル構成フォノイコライザー発売(¥900,000、1セット)。アンプ部左右独立+電源部の3筐体型。MM/MC対応(昇圧トランス内蔵、10Ω以下/10Ω以上の切替え可)。使用真空管:12AX7×4、12AU7×2、5U4G×1。

2013(H25)

9月
  • T-300」昇圧トランス発売(¥45,000)。スーパーパーマロイ材によるEIコアを採用。
10月
  • EA-200」フォノイコライザー発売(¥90,000)。無帰還型電流増幅回路搭載。オールディスクリート構成。ゲイン:MC・63dB、MM・38dB。
12月
  • MA-1000」真空管式モノーラルパワーアンプ発売(¥1,200,000・ペア)。出力10W+10W(8Ω、4Ω)。使用真空管:ECC803×1、2A3-40×1、5R4GA×1。

2014(H26)

2月
  • PS-1000」EA-1000用専用追加電源ユニット発売(¥320,000)。
6月
  • EA-300」フォノイコライザー発売(¥250,000)。「EA-3II」の改良モデル。無帰還型電流増幅回路搭載。オールディスクリート構成。3種のイコライザーカーブを搭載。ゲイン:MC・65dB、MM・38dB。
  • CC-1000DCC-1000R」バランス伝送用フォノケーブル発売(D:¥50,000/R:¥60,000)。
9月
  • T-500」昇圧トランス発売(¥90,000)。MCカートリッジのバランス接続に対応。スーパーパーマロイ材によるEIコアを採用。
11月
  • EPA-007x」ヘッドフォンアンプ発売(¥140,000)。バランス接続端子を新たに装備。
12月
  • CA-1000」真空管式モノーラル構成プリアンプ発売(¥2,500,000、1セット)。左右独立の増幅部と電源部・コントロール部を別筐体とした3シャーシ構成。パッシヴ型アッテネーター搭載。使用真空管:12AX7×2、6922×2、5U4G×1。

2015(H27)

10月
  • 新羽(にっぱ)事業所を開設し、「フェーズメーション(Phasemation)」を移転。
11月
12月
  • PP-2000」MC型フォノカートリッジ発売(¥440,000)。「PP-1000」を受け継ぐサマリウムコバルトマグネットとパーメンジュールで構成された磁気回路のヨーク形状を設計し直し、磁場の均一性を向上させることで、発電効率をアップ。ダンピング材に選別品を採用するなど振動系も新規設計された。他は「PP-1000」の特徴をブラシュアップして継承。
  • PS-1000G」EA-1000用専用追加電源ユニットゴールド・バージョン発売(¥320,000)。

2016(H28)

12月
  • PP-500」MC型フォノカートリッジ発売。
  • MA-2000」管球式モノラルパワーアンプ発売。

2017(H29)

12月
  • T-2000」昇圧トランス発売。
  • MA-1500」管球式モノラルパワーアンプ発売。

2018(H30)

11月
  • CM-2000」コントロールマイスター発売。
  • EA-350」半導体式フォノイコライザーアンプ発売。

2019(H31/R1)

12月
  • EA-550」半導体式フォノイコライザーアンプ発売。
  • T-1000」昇圧トランス発売。

2020(R2)

10月 DG-100」消磁器発売。
11月 T-550」昇圧トランス発売。
12月
  • PP-200」MC型フォノカートリッジ発売。
  • EA-2000」6筐体管球式LCR型無帰還フォノイコライザーアンプ発売。

2021(R3)

11月 T-320」昇圧トランス発売。
11月 EA-1200」3筐体管球式LCR型無帰還フォノイコライザーアンプ発売。

2022(R4)

1月 EA-320」半導体式フォノイコライザーアンプ発売。
12月
  • PP-5000」MCカートリッジ発売。
  • CM-2200」コントロールマイスター発売。
  • CHD-1000」パッシブ・チャンネルデバイダー発売(受注生産)。
  • PS-1200」EA-1200用専用追加電源ユニット発売。
  • CS-1200/CS-900」ヘッドシェル発売。
  • CC-1200D/CC-1200R/CC-1200DR/CC-1200RR」バランス伝送用フォノケーブル発売。

2023(R5)

5月
  • EA-220」半導体式フォノイコライザーアンプ発売。
  • MA-5000」真空管式モノラルパワーアンプ発売。