全段ディスクリート構成によるデュアル・モノアンプ
高感度のヘッドフォンは、スピーカーに比べ電力比で約1000倍と圧倒的に感度が高く1mW程度の電力で十分な音量が得られることから、デバイスの通過による鮮度低下に敏感に反応します。
EPA-007xでは鮮度低下を避けるためオペアンプを使用せず、デバイスを吟味した全段ディスクリートによる最小限のデバイス構成とすることにより、音楽の鮮度を確保しています。
高感度のヘッドフォンは、スピーカーに比べ電力比で約1000倍と圧倒的に感度が高く1mW程度の電力で十分な音量が得られることから、デバイスの通過による鮮度低下に敏感に反応します。
EPA-007xでは鮮度低下を避けるためオペアンプを使用せず、デバイスを吟味した全段ディスクリートによる最小限のデバイス構成とすることにより、音楽の鮮度を確保しています。
L/Rの配線が完全に分離したバランスケーブル型のヘッドフォンをダイレクトに接続できるXLR/標準6.3φフォーン兼用ジャックを装備しています。
EPA-007xは、電源も独立したデュアル・モノラルアンプ構成となっているため、モノラル構成によるヘッドフォンのバランスドライブも可能にしています。
ヘッドフォンは、インピーダンスが16〜600Ωとスピーカーに比べて範囲が桁違いに広く、どのヘッドフォンにも最適な制動力を得ることが困難です。EPA-007xに搭載されたダンプコントローラーは、広範囲なインピーダンスバリエーションのあるヘッドフォンに最適な制動力を設定することを可能にしています。
これにより、ヘッドパットの密着感も含めた適度な制動力でドライブすることが可能になり、好みに合った音の柔らかさと量感のある低音再生と頭の中にピンポイントで定位していた音像をより自然な頭内定位として適度に緩和することが可能になるため、長時間のリスニングにおいてもストレスが軽減される効果があります。
一見オーバースペックとも思える大容量Rコア電源トランスを搭載。整流ダイオードには、高音質で定評が高いローム社のSiCショットキーバリアダイオードを左右独立で搭載するなど、徹底的に強化されています。
電源on/off時のポップノイズがヘッドフォンに伝わるのを防ぎ、異常動作時にヘッドフォンを保護するカットオフプロテクターを搭載しています。
非磁性材料であるアルミ材による削り出しフロントパネル、2mm厚のシャーシ、トップカバーで構成することで他からの妨害を受けない高強度の筺体を実現。またシャーシ面を利用して排熱するスリットのない密閉構造としています。
形式 | デュアルモノドライブヘッドフォンアンプ |
入力 | アナログバランス/アンバランス(XLR/RCA)1系統※XLR/RCAの同時使用はできません |
出力 | XLR/6.3Φフォーン兼用ジャック×2 |
入力インピーダンス | アンバランス(RCA) 約10kΩ バランス(XLR)HOT-COLD間 約20kΩ |
周波数特性 | 20~100kHz -0.5dB |
対応ヘッドフォンインピーダンス | 16~600Ω |
残留ノイズ | 50μV以下 |
クロストーク | 90dB以上 |
消費電力 | 2W(AC100V 50/60Hz) |
最大外形寸法(mm) | 220(幅)×57(高さ)×234(奥行) |
質量 | 2kg |
付属品 | ACパワーケーブル |