Phasemation フェーズメーション

Product製品情報

フォノバランス伝送対応 MC昇圧トランスT-550

レコードに刻まれた音楽の実在感
アーティストの情念をも引き出す
2019 年に発売し数々の賞を受賞した T-1000 で培ったトランス取付構造、磁束制御技術等を踏襲。 EA-350 を始めとする新世代モデルと同じ 10mm 厚のアルミスラントパネルを採用し、統一感のあるデザイ ンとしました。従来品では難しかった豊かな情報量による空間表現を実現させた MC 昇圧トランスを T-550 と して発売いたします。

Recieved Prizes受賞歴

音元出版オーディオ銘機賞 銅賞

主な特長

T-1000 のデザインを踏襲した強靭なシャーシ構造採用

フロントパネルは10mm厚アルミスラントパネル、1.2mm厚の銅メッキ鋼板シャーシベース、1.6mm厚の銅メッキ鋼板カバーで構成された強靭な筐体構造を採用し、組立にはステンレス製の非磁性体ネジを使用し剛性の確保と磁気歪の低減を実現しています。

トランス自体はハイダンピングラバー材で本体からフローティングされ、外部振動が伝播するのを防いでおります。

電気的にも、トランス付近に磁気シールド材を配置することにより、外部誘導ハムと磁気歪の低減を実現し ています。

フォノバランス伝送対応の入力部

カートリッジのコイルによる発電は、本来バランス動作をしています。これをアンバランス接続で伝送する事 は、バランス型のメリットを大きく損なってしまうだけでなく、外来ノイズの影響が音質に大きく影響してしまい ます。

図 1 は 2芯シールド線によるバランス型フォノケーブルを使用して接続した配線の原理図です。カートリッジのコイル部とトランスのコイル部までがプッシュプルの平衡型で伝送されシールドがそれを包み込む形になるため、外来ノイズの影響を、遮断できる状態になっています。また、トランス入力部の中点と出力部のマイナス側をつなぐことにより、カートリッジ側から見れば完全バランス接続(2番ピンホット)になります。

図 2 は、一般的なMC昇圧トランスとアンバランス型のフォノケーブルで接続した場合です。外部シールドと信号線というアンバランス接続のため、シールド側が外来ノイズに晒されますので、ノイズの影響を受けやすいだけでなく、信号線にもその影響が入り込んでしまいます。

自社開発の特殊分割巻線構造による MC 昇圧トランス

巻線構造に独自の特殊分割巻き線構造を採用。0.2mm 厚の 78%パーマロイ材による大型 EI コアに低損失 極太銅線を巻き上げることにより、広帯域で優れた周波数特性と位相特性を実現しました。これにより高い低 域リニアリティと高効率昇圧(低損失)という優れた特性を達成し可聴帯域内の位相歪を減少させ、全体域に 渡り生命力のみなぎる細かな空間表現とより明確な音像定位を実現しています。

高音質部品の採用

入出力端子は削り出しの金メッキ端子を採用しました。

ご注意
  • 入力は、XLRとRCAのどちらか片方しか使用できません。両方に同時接続するとノイズを発生する原因になります。
  • 本機は2芯シールド線によるバランス接続を前提に設計されております。
  • XLR端子及びRCA端子のバランス接続には、対応したフォノケーブルが必要です。

製品仕様

最適カートリッジ出力インピーダンス※1 1.5~40Ω
負荷インピーダンス 47kΩ
昇圧比(電圧利得) 26dB
周波数特性 10~50kHz(±2dB)
外形寸法 174(幅)x90(高さ)x173(奥行)mm
本体質量 2.1kg
入出力端子 (XLR、RCA) 金メッキ端子