Lch、Rch独立3筐体構成の管球式LCR無帰還型フォノアンプ
- T-1000内蔵のトランスをベースに、特別チューニングを施したMC昇圧トランスを内蔵しました。
- 左右独立で使いやすさと高音質部品にこだわった、新規設計の真空管式LCR型イコライザー部。
- EA-1000の電源部をベースに、更なるノイズ対策を施し、よりクリーンで強力になった左右共用電源。
2012年、当社は「アナログもまだまだ極め尽されていません」を合言葉として、アナログディスク愛好家向けに、世界初3筐体構成フォノアンプEA-1000を発売し、昨年はPhasemationフォノアンプの集大成として一切の妥協を排した全6筐体のフォノアンプEA-2000を発売しました。
そして本年、9年の時を超えてEA-2000の新次元の音色を色濃く受け継いだEA-1000の後継機、Phasemation のニュー・スタンダードEA-1200を発売いたします。
整流回路には必要以上に十分な容量を持つRコア電源トランスを使用し、原理的にスイッチングノイズの発生しない整流管5U4Gとチョークコイル2個左右独立使用による贅沢な整流回路を採用しています。さらに電源トランス、チョークコイルに磁気シールド対策を施し、よりクリーンで強力な電源をアンプ部に供給しています。
また、アンプ部のヒーター電源には3端子レギュレータによるDC点火を採用し高S/Nを実現しました。
EA-2000のエレガントなデザインを踏襲した10mm厚アルミスラントフロントパネル、1.6mm厚の銅メッキ鋼板シャーシベース、2mm厚アルミ材に磁気シールドを配したカバーで構成された強靭な筐体構造を採用し、剛性の確保と磁気歪の低減を実現しています。
フットには外部振動を遮断する重量級金属インシュレーターを採用。
RCA端子は高品質・高音質で定評のあるフルテック社製金メッキ端子を採用し、XLR端子には音質のトータルバランスを追求し、ノイトリック社製金メッキ端子を採用しました。
普遍性の高い風格のある仕上がりは、所有する喜びを裏切りません。
形式 | 管球式LCR型無帰還フォノアンプ | |
入力様式 | MM | MC |
入力感度 | 2mV | 0.1mV |
適合カートリッジ出力インピーダンス | 47kΩ以下 | 1.5~40Ω |
利得 | 40dB | 66dB |
入力換算雑音 | -120dBV | -146dBV |
定格出力電圧 | 200mV(1kHz) | |
RIAAカーブ偏差 | ±0.5dB(20~20kHz) | |
消費電力 | 43W(100VAC 50~60Hz)/片ch | |
外形寸法 | アンプ部:210(幅)×93(高さ)×365(奥行) x2 | |
電源部:210(幅)×93(高さ)×346(奥行) x1 | ||
本体質量 | アンプ部:4kg x | |
電源部:5.8kg |
※ご注意 EA-1200の各入力は、XLRとRCAのどちらか片方しか使用できません。両方に同時に接続すると誤動作の原因になります。