D/DコンバーターHD-7D192
生産終了 2011年発売
192kHz 24bit USB Audio Class2.0対応 最高峰USB DDC
ご好評を頂いておりますUSBオーディオインターフェースHD-7Aをベースにしたデジタル出力のD/DコンバーターHD-7D192を発売いたします。
今回新たにUSB Audio Class2.0フォーマットに対応し、44.1/48kのデジタル信号をK2テクノロジーによる周波数/ビット拡張機能、COAXIAL、AES/EBU、I2Sデジタル出力に加え、ワードクロックジェネレーター機能を搭載しています。
主な特長
USB Audio Class2.0 192kHz/24bitに対応
96kモードでは最高音質を誇る従来の96kデーターフローエンジンはそのままに、新たにUSB Audio Class2.0対応のアシンクロナスモード対応エンジンを追加いたしました。HD-7D192ではXMOS社のコントローラーに独自のプログラミングを施し、HD-7A192内部で生成した高精度クロックをスレーブモードで動作させています。これによりDDSで生成された高精度クロックを使い、最良の状態でオーディオデーターを生成することが可能になりました。
(USB Audio Class2.0アシンクロナスモードはMac OS10.6、LinuxのALSAドライバーでは標準対応、Windowsでは専用ドライバーのインストールが必要です)
PLLを用いない高精度DDSクロックマネージャーを搭載
PCM再生に必要なMCLK、64fs、1fsのクロックはMCLKの生成にアナログデバイセズ社のDirect Digital Synthesizer AD9852を採用する事とし、PLLを使わずに内蔵の10MHzをダイレクトに演算処理して高精度な再生クロックを生成しています。
内蔵のクロックジェネレーターにはNDK社製の超低ジッター発振器を搭載しています。
外部10MHzクロック信号を直接入力可能
高精度ワードシンクジェネレーター搭載
SPDIF入力時には、(SPDIFとは無関係に)単体のワードクロックジェネレーターとして利用できます。
(44.1~192kHz)また、外部に10MHzクロックを接続した場合は外部クロックの精度で動作させる事が出来ます。
USBに加え、2系統のSPDIF(COAXIAL 192k対応)入力を搭載
高耐圧アイソレーターによりデジタル/アナログ信号を完全に分離
K2テクノロジーデバイスにより4倍アップサンプリング、周波数帯域拡張、16bit→20bitデーター拡張が可能
K2テクノロジーとは: ビクター・JVCが開発した周波数帯域、ビット深度を拡張する技術です。当社はこのK2テクノロジーデバイスをライセンス契約により搭載しました。
PCM1794をデュアルモノ構成、新開発プッシュプルカレントミラーI/V変換回路PPCMC
オールアルミによる洗練されたデザインを持つ 無共振・無振動・無干渉 シャーシ
非磁性材料であるアルミ材8mm厚削り出しフロントパネル、2mm厚のシャーシ、トップカバーで構成することで他からの妨害を受けない高強度の筺体を実現。無共振、無振動、無干渉構造を達成しました。
メカニカルアース
電源トランスダイレクトグランディング
本機の電源トランスは電気・磁気抵抗の高い絶縁体である5mm厚のベーク板を介して直接スチール丸棒削り出しのフットに組みつけられており、電源トランスが発する振動はシャーシに伝播されることなく直ちに大地に放出される構造となっています。