大容量R コアトランス、直熱整流管5U4G 採用の電源部
アンプの整流回路には必要以上に十分な容量を持つR コア電源トランスを使用し、原理的にスイッチングノイズの発生しない整流管5U4G と左右独立のチョークトランス2 個による贅沢な整流回路を採用しています。
また真空管のヒーター電源には3端子レギュレータによるDC 点火を採用し、高S/N を実現しました。
当社は「アナログもまだまだ極め尽されていません」を合言葉として、アナログディスク愛好家向けに、一昨年管球式フォノアンプの最高峰EA-1000 を発売いたしました。
モノブロック2 筐体のフォノアンプ+独立電源の3筐体構成が多くの方々から支持をいただきましたが、さらに電源ユニットを追加して電源まで含めた左右完全独立構成を望まれる声も多く寄せられました。
この声にお応えし、さらにグレードアップしたEA-1000 によるアナログ再生の世界をお楽しみいただくため電源ユニットPS-1000 を単独で新発売いたします。
アンプの整流回路には必要以上に十分な容量を持つR コア電源トランスを使用し、原理的にスイッチングノイズの発生しない整流管5U4G と左右独立のチョークトランス2 個による贅沢な整流回路を採用しています。
また真空管のヒーター電源には3端子レギュレータによるDC 点火を採用し、高S/N を実現しました。
音質のベストバランスを目指すべくボディー材料を一から見直しました。べースをステンレス材に、ボディーはジュラルミン材へ変更。さらにDLC(Diamond Like Carbon)処理※を行い、剛性、振動減衰特性に優れかつフラッグシップに相応しい音質を実現しています。
※DLC(ダイヤモンドライクカーボン)はイオンを利用した気相合成法により合成されるダイヤモンドに類似した高硬度・電気絶縁性などを持つカーボン薄膜の総称です。
電源出力コネクタ未使用側に付属のショーティングコネクタを装着することにより、左右独立に使用されていたチョークトランス2 個と電解コンデンサー2 個が並列接続されることになり、電源の出力インピーダンスが下がり、電源の供給能力がアップいたします。
2mm 厚の強固な銅メッキ鋼板をシャーシに、カバーには1.6mm 厚の銅メッキ鋼板を使用し、剛性の確保とシールド性能を兼ね備えた筐体構造としました。
また、フロントには5mm 厚のアルミ削り出しブラックアルマイトパネルを採用し、普遍性の高い風格のある仕上がりは、所有する喜びを裏切りません。
消費電力 | 30W(100VAC 50~60Hz) PS-1000 2 台使用時 |
外形寸法 | 210mm(幅)×103mm(高さ)×333mm(奥行) |
質量 | 電源部:7.0kg |
付属品 | AC 電源ケーブル×1 本 ショーティングコネクタ×2個 グランドワイヤー×1本 |