充実した機能、操作
入力端子にはアンバランス(RCA)3 系統、バランス(XLR)3系統を用意し、出力端子にはアンバランス/バランスペアを2系統用意しました。
音量調整機構にはセイデン製46接点大型ロータリースイッチを採用し、0dBから-34dBまでは1dBステップ刻みの音量調整が可能で操作フィーリングの良い大型ツマミを配しました。
先年当社では、従来のプリアンプとは一線を画したアクティブ回路を内蔵しない最高級ハイブリッド パッシブ アッテ ネーター【コントロールマイスター CM-1000】を発売いたしました。
オーディオ再生の要とも言える音量調整機構には、新たな発想により特許を取得した理想的な音量調整回路を採用 いたしました。
この度 CM-1000 に使用した音量調整回路、部品を見直し、そのコアサイズ、積層コアの材料、厚み、その他巻き線 材料をも変更することで従来にも増して鮮度が高く、緻密で広大な音場の再現を達成いたしました。 更に現代のコントロール機器には不可欠となったバランス入出力にも柔軟に対応したパッシブアッテネーター【コントロ ールマイスター CM-2000】を発売いたします。
入力端子にはアンバランス(RCA)3 系統、バランス(XLR)3系統を用意し、出力端子にはアンバランス/バランスペアを2系統用意しました。
音量調整機構にはセイデン製46接点大型ロータリースイッチを採用し、0dBから-34dBまでは1dBステップ刻みの音量調整が可能で操作フィーリングの良い大型ツマミを配しました。
従来から使用していた0.2mm厚のパーマロイ材を見直し、新たに「極薄スーパーマロイ材」を開発しました。
また巻き線材料も従来の高純度銅線からオーディオ用線材として最適な PC トリプル C のポリウレタン線を特注し、大型のコア形状と相まって、高い低域リニアリティと繊細で伸びやかな高域という優れた特性を達成し、広大な空間表現を実現しています。
アッテネータートランス巻線仕様を一から見直し、バランス接続のHot側とCold側の2つのATT用巻き線を1個のトランスに巻いたバランス用 ATT トランスを開発しました。
さらに2個の ATT 巻き線があることを利用して アンバランス入力に対してもCold側信号をトランス内部で生成し完全なバランス出力対応が可能となりました。
また2個のバランス対応巻き線により高い同相除去比(CMRR)も得られました。
バランス対応音量調整回路用トランスが片CH1個で構成できたことから広帯域で優れた周波数特性と位相特性を実現し、可聴帯域内の位相歪を減少させ、何よりも鮮度が高く、より明確な音像定位を実現しています。
外部誘導ハム対応は堅牢な2mm厚鋼鈑に銅メッキを施したシャーシベースと、誘導ハムシールドを配したケースカバー。さらにトランス付近に配置された磁気シールド材により2重構造としております。
ATTトランスはハイダンピングラバー材で本体からフローティングされ、外部振動が伝播するのを防ぎます。
フロントパネルはコントロールアンプCA-1000と同等の20mm厚スラントアルミパネルを採用。筐体下にはウォルナット材ベースを追加し、異種素材を組み合わせる事により不要振動が効果的に排除され S/N比の良い再生音を実現しています。
入出力端子は高品質・高音質で定評のある FURUTECH 社製ロジウムメッキ端子を採用しました。
また、フットは TAOC 社製ハイカーボン鋳鉄インシュレーターを採用し、音の解像度アップに貢献しています。
形 式 | パッシブATT式コントローラ |
入力インピーダンス | 47kΩ以上 |
チャンネルセパレーション | 100dB以上(20~20kHz) |
周波数特性 | 10~100KHz(+0dB,-3dB) |
出力インピーダンス | 250Ω以下 |
入力端子 | RCA×3、XLR×3 FURUTECH 製ロジウムメッキ端子 |
出力端子 | RCA×2、XLR×2 FURUTECH 製ロジウムメッキ端子 |
外形寸法 (mm) | 434(幅)×117(高さ)×289(奥行) |
質量 | 10kg |